長崎創成館高校が甲子園に出るまで強くなった理由校長の奮闘

野球長崎県にある私立の創成館高校。
先日甲子園に出場し、初戦を突破しました。

8月9日は長崎に原爆が投下された日です。
夏休み中でもこの日はすべての生徒が登校し、平和学習を行い11時2分には黙祷を捧げます。

この日、試合前に生徒たちは長崎の方角に向かって黙祷し試合に臨みました。
特別な日だから、絶対に勝って長崎の人に喜んでほしいという想いは叶いましたね。

創成館は野球の強豪校ではなかった

創成館の野球部は春は2回、夏は今年初めて甲子園に出場しています。
しかし、もともと長崎で強かったのかというと、そうではありません。

(いえ、私は野球に全く詳しくないので、もしかしたらいつも惜しかったという可能性もありますが)

少なくとも、野球をよく知らない一般人からすると、創成館が甲子園に出場と聞いたときは本当に意外でした。
野球が強い高校といえば長崎では日大高校が有名で、「野球は日大」「サッカーは国見」というのが一般認識たったのです。

あと名前を聞いたことがあるのが、「海星」「長崎商業」「清峰」などでしょうか。

校長先生の学校改革

創成館の校長は奥田修史(おくだなおふみ)さん。
34歳という若さで校長に就任しました。
お父様が亡くなられたことで急に就任することが決まったようです。

着任してすぐ、蓋を開けてみれば創成館は負債を抱え廃校寸前の状態。
実際、昔は創成館といえば言葉は悪いですが「誰でも入れる」と言われるような高校でした。

つまり、どこにも入れる頭のないものが、唯一学費を出せば入れると言われるような学校だったのです。
進学クラスがあったのでそこはまた別かもしれません。

ちなみに、都会では私立が偏差値の高い学校というイメージですが、田舎は逆です。
頭が良い人は公立の学校に行きます。

そういうイメージが定着していたからか、毎年生徒は定員割れ。
来年の入学希望者が少なければ本当に廃校になるというところまで来ていたのです。

そこで校長は学校改革を行います。
もともと奥田さんは教員免許がないサラリーマンでしたから、「ここは倒産寸前の会社だ」と頭を切り替えたのですね。

教師には営業になったつもりでお客様=生徒を呼び込むように指示。
学校説明会を今までにないユニークなものにし、入学希望者を増やすことに成功。
生徒の為に動けない教員は入れ替え、現在は「夢map」や「七つの習慣」など独自のプログラムを取り入れているようです。

長崎県内での評判がどうなのかは正直よくわからないのですが、少なくとも野球部は毎年入部希望者が増えているようです。

今年は部員が103名になり、県外からも多く入部しているのだとか。

自ら本気で応援

部活動の応援にはかなり気合がはいっているようで、甲子園の応援は全校生徒で向うと決まっていると聞きました。

球場で校長を見つけるのは簡単です。
背中に「校長」と書いたユニフォームを着て率先して応援しています。
試合に勝てば誰よりも喜び号泣。

そんな姿が話題にもなっています。
生徒にやれという前に自分がまず本気でやる、という姿勢が見えてなかなか好印象ですよね。

そんな熱血な校長だからこそ、生徒がやる気を出し、それが甲子園に出場するまでに繋がっていったのかもしれません。

また、私は野球に詳しくないのでよくわかりませんが、監督の存在がやはり大きいのでしょうか?
たった数年で甲子園に出場するまでになるのですから、この監督の力というのはあるでしょうね。

でも経歴を見てみると高校野球の監督を務めるのは創成館が初めてのようです。
監督の力か、コーチの力か、はたまた有能な選手を集めているのか。

どれもあてはまるかもしれませんが、何より生徒たちの努力ですよね。

ちなみに校長は野球だけでなく他の部活の応援にも行っているそうなので、そこがまた好印象。

今後どこまでいけるか?

二回戦以降、どうなるかわかりませんが、一回戦では強豪校を倒しています。
暑い中本当にきついとは思いますが、長崎県の代表として頑張ってほしいです。

野球を知らない一視聴者ですが、応援しています。

 

 

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る